IoTデバイスとは?

急速に普及している理由や今後の展望を解説!

IoTデバイスとは?急速に普及している理由や今後の展望を解説!
IoTデバイスとは?急速に普及している理由や今後の展望を解説!

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IoTデバイスとは?
急速に普及している理由や今後の展望を解説!

IoTデバイスは人々の暮らしに大きな変化をもたらす技術として近年、注目されています。
しかし、IoTデバイスが具体的にどのようなものかを正しく理解できる方は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、IoTの基礎知識とおすすめのIoTシステム「Things Cloud®」についてご紹介します。

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IoTデバイスの基礎知識

IoTデバイスを活用するには、基礎的な利用方法について知っておく必要があります。ここでは、IoTデバイスが基礎知識と今後の展望について解説します。

「モノのインターネット」、IoTとは

IoT(Internet of Things)は、モノをインターネットにつなげることで、新しい活用方法を生み出す技術です。従来インターネットは、PCやスマートフォンにつなげて使用するものでした。しかし、IoTの登場により、家電や時計、自動車、工業用機械など、さまざまなモノがインターネットとつながるように。
これにより、IoTのテレビであれば、インターネットに接続することで動画配信サービスを利用し、いつでも映画や動画視聴が可能になります。また、インターネットを利用した視聴者参加型のテレビ番組も楽しめるのです。
さらに工業用機械では稼働状況などのデータを管理システムに送ることで、管理者はいつでも現場状況が確認できます。生産性や効率性といった数値を自動的に算出することもでき、その活用方法は無限大です。

IoTデバイスとは

日本語では「モノのインターネット」と略されるIoTですが、この「モノ」にあたるのがIoTデバイスです。スマートフォンやタブレットをはじめ、それらによってリモート操作される家電や照明、空調機器、スマートウォッチなどもIoTデバイスとなります。
法人においては、IoTデバイスにセンサーやカメラ、無線通信が組み込まれていることがほとんどです。特にセンサーはモノの音や熱、振動を感知し、データを取得します。この情報をインターネット回線を介して、人やモノに伝えるのがIoTの仕組みです。
そして現在、クラウドやAI技術の進化により、人々の生活を便利にする機器が次々と登場しています。

近年のIoTデバイス事情

IoTデバイス市場は導入コストの低下やスマートフォンの需要により、国内外で拡大傾向にあります。大手IT専門調査会社によると、国内IoTの市場規模は今後さらに拡大し、2024年には2019年の約1.8倍までふくらむと予想されています。これは多分野での導入が見込まれ、個人消費者のIoT支出額の増加も期待できるからです。
日本政府も数年前から企業へのIoT活用を推進し、企業側も積極的に導入を検討しています。さらなるIoTデバイスの導入は、労働力不足の解消や業務の効率化、コストカットに役立ち、その必要性はますます高まっていくでしょう。

急速に普及する一方でセキュリティ面の懸念も

とても便利なIoTデバイスですが、セキュリティの確保が大きな課題となっています。通常、インターネットに接続されるPCは、ウイルス対策ソフトやファイアウォールなどによってセキュリティ対策がされています。
しかし、IoTデバイスの場合、ネットに接続されていることを意識しにくく、すべてのIoTデバイスにディスプレイがあると限らないため、いつの間にか攻撃の対象になる可能性があります。
実際、IoTデバイスに対するサイバー攻撃を経験した会社も多く、被害内容はマルウェア感染、不正操作、システム停止、アカウント乗っ取りなど、どれも事業継続に関わる重大な被害です。
また、IoTではデータの送受信が発生することから、企業の重要なデータが盗まれる危険性もあります。そのため、問題が起こる前にIoTデバイス管理者は運用においてセキュリティ対策をしっかり考えておく必要があります。

IoTデバイスを安全かつ簡単に接続する「Things Cloud®」

NTTコミュニケーションズでは、IoTの簡単な導入・運用を実現するIoTプラットフォーム「Things Cloud®(https://www.ntt.com/business/services/ai-iot/iot/things-cloud.html)」を提供しています。Things Cloud®は、デバイスのインターネット接続からデータの収集・管理・分析までがパッケージ化しており、システム構築が容易に行えるのが特長です。また、さまざまな外部アプリケーションと連携し、企業に合ったシステム拡張も行えます。
さらにIoT導入支援から設計構築、保守運用まで徹底サポートしてもらえるのもこのサービスの魅力です。IoTをビジネス運用する際のさまざまな障壁を取り除き、IoTを活用した新しい事業運営を後押してくれます。
加えて、Things Cloud®は、回線事業を展開するNTTコミュニケーションズならではのセキュアな回線です。そのため、セキュリティ対策が心配なお客さまも安心してご利用いただけます。

Things Cloud®にできること

ここではThings Cloud®のさまざまな機能についてご紹介します。

デバイス接続機能

デバイス接続機能は、IoTデバイスとThings Cloud®を接続するための機能です。Things Cloud®対応のデバイスでは、ハードウェアとモデム情報管理、接続やサービスの監視、エラー管理、リスタートボタン・スイッチなどの遠隔制御が可能です。また、コンフィグ管理、オペレーション・キューといった障害対応もでき、広い範囲でのデバイス管理が行えます。ただし、デバイス管理のレベルは使用するデバイスの機能ごとに異なります。

データ管理機能

Things Cloud®であれば、登録・承認したIoTデバイスのデータ管理をわかりやすく、操作性の高い管理画面で表示します。管理画面ではデバイスの状態がまとめて表示され、デバイスの一般情報および使用状況が管理できます。もちろん、特定のデバイスの確認もできます。また、登録したデバイスの位置を地図上で見ることもできます。
さらに、デバイスにトラブルが起きた時はアラーム機能が便利です。クリティカル・メジャー・マイナー・警告の4レベルからアラームを選択し、問題のあるデバイスに介入が必要な問題があることを示せます。

外部サービス接続機能

Things Cloud®では、後述するように豊富なAPIを提供しています。そのため、さまざまな外部アプリケーションとの連携が可能です。つまり、社外へのアラームなどのメール送信や収集したデータをAPIを介して取得できるのです。
また、NTTコミュニケーションズが提供する次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect(以下FIC)」とも接続できます。FICはさまざまなクラウドサービスの間を閉域でセキュアに接続できるサービスです。このサービスを利用することで、自社のERPシステムや他社クラウドサービスと、Things Cloud®にあるIoTデータの連携がスムーズになります。

テナント管理機能

Things Cloud®におけるテナントは、最小のユーザーグループです。テナントごとにユーザーやデバイス、アプリケーションが管理できて、ユーザーには管理権限の付与ができます。管理権限は、テナント全体のデータに関する権限を付与する「グローバルロール」とデバイスグループに対する権限を付与する「インベントリロール」に分かれています。これらの権限では、アプリケーションへのアクセスやデバイスの制御、観覧、書き込みなど、さまざまな権限が付与でき、独自のルールを作成することも可能です。
また、ユーザーグループを管理するためのテナント管理機能も利用できます。この機能では、追加テナントの作成・削除、ログ・ユーザー管理といったテナントに関わる管理を行います。

豊富なAPI

Things Cloud®では、100以上の基本的機能をすべてAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)として公開しています。これにより、お客さまの目的に合わせて、既存の内部システムや外部アプリケーションと連携しやすくなっています。
また、内部でも同じAPIと可視化インターフェース技術を使うことで、新たなIoTデバイスの作成、利用ができます。
そして、Things Cloud®では現在、幅広く使われているHTTPとRESTを採用しています。それゆえ、スマートフォンやタブレット、デスクトップPCなど、幅広いインターネット接続デバイスでの活用ができます。

Things Cloud®の料金体系

初期費用は無料です。利用データ量の合計に応じて月額利用料が発生します。
料金プランはAPIコール量に合わせた3つのプランからご選択いただけます。
また、ご利用状況に応じて、都度契約者向けポータルからお客様自身でいつでもプラン変更が可能です。

「料金に関する詳細はこちら

【資料請求/お問い合わせ】
https://www.mkt.ntt.com/jp_PS_inq_1249_01_reg.html

これからの時代、IoTデバイスは企業にとってなくてはならない存在と言え、すでにIoT技術を取り入れて事業を行っている企業では、新しい事業戦略の要にもなっています。

さらにさまざまな利用方法があることから、まだまだ発展が期待できる分野です。事業改革を考えている企業は、積極的にIoTを取り入れて新しい事業戦略を打ち出しましょう。

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